終活はいつから?
終活の適齢期は、人それぞれ。でも“始めどき”のサインはある。
こんにちは!
看護師・社会福祉士出身の行政書士開業準備中らいちょうの書いている「終活専門家らいちょうのいつからなにからブログ」です。
前回は「終活ってなに?」っていうお話をしましたが、
今回はよく聞かれるこのテーマ!
「終活って、何歳から始めればいいの?」
「まだ早いと思ってたけど…そろそろ?」
そんなふうに感じている方に向けて、
「終活のはじめどき」について、やさしくお話ししていきます。
✅ 終活は、何歳からでも始めてOK!
終活って、じつは「〇歳から始めなきゃいけない」という決まりはありません。
20代でも30代でも、実際に始めている人はいます。
最近では「デス活(死について考える活動)」なんて言葉も出てきて、
若い人たちの間でも、「もしものときにどうしてほしいか」を
エンディングノートに書いておくケースも増えてるんです。
だから──
終活の適齢期は、“自分がやろうかな”と思ったとき。
…なんだけど、実は「特に今、始めておくと安心な人たち」もいます。
✅ 終活をすぐ始めたほうがいい人たち【必要性が高い方】
① おひとりさま・おふたりさま
結婚していない
子どもがいない
兄弟姉妹も高齢、あるいは関係が薄い
👉 自分の人生のことを“頼める人”がいないと、
遺言や死後事務、後見の準備がとっても大切になります。
② 病気・持病がある方、余命を伝えられている方
慢性疾患、難病、がんの治療中など
余命宣告を受けた、緩和ケアに入った など
👉 医療・介護・死後の手続き…
やっておきたいことが限られた時間の中にある場合、早めの終活が心の整理につながります。
③ 退職をきっかけに「これから」を見つめ直している方
定年退職、早期退職など
夫婦で第二の人生を考えている
👉 家族のあり方、財産の分け方、お墓や介護のことなど、これからの暮らし方を見直すベストタイミング。
④ 過去に身近な人を看取った・相続でもめたことがある人
自分の親の相続でトラブルになった
友人・配偶者を亡くした経験がある
👉 「あのとき大変だったから、自分のときはちゃんとしておきたい」
──そう思った今が、大切な始めどきです。
🌱 まとめ:「早すぎる終活」はない。後悔のない準備は、“今からでも”できる。
終活って、年齢じゃなくて
「これからの自分に向き合いたい」と思ったときが最適なタイミング。
むしろ、「まだ早いよね」と思って先送りして、
もしものときに家族や周りの人が困ってしまう…というケースが本当に多いんです。
体力や気力は徐々に衰えるので、気づいたときには終活が大変になってしまうケースよく見かけます!
💡 「終活は、未来の自分や大切な人を思いやる準備」
そう思えたら、今が“あなたの終活の適齢期”かもしれません。
次回は、「終活って何から始める?やることリストと始め方のヒント」というテーマを予定しています。
「気持ちはあるけど、何から手をつければいいか分からない…」という方に向けて、
“終活のはじめの一歩”をご案内しますね!