終活のやりすぎで後悔?失敗を回避しよう!

終活

やりすぎ終活の落とし穴と、ちょうどいい進め方~

こんにちは、終活専門家らいちょうのいつからなにからブログです🌿
看護師・社会福祉士・精神保健福祉士として、20年近く医療福祉現場で患者さんやご家族の“もしも”に寄り添ってきた経験から、今は行政書士開業準備中。として終活のサポートをしています。
実は稀少なエキスパートです💪

最近では“終活”という言葉もずいぶん身近になってきましたよね。
エンディングノート、遺言、断捨離…
でも、ちょっと待って!

実は終活、やりすぎて疲れちゃった…という人も少なくないんです。

今回は、そんな“終活をやりすぎる”事の落とし穴と、
ちょうどいい終活程度とはどのくらいなのかをご紹介します🌿

🔶 こんな終活、やりすぎかも?

① 断捨離やりすぎ

必要な物まで捨ててしまって、後から「あれ残しておけばよかった…」と後悔。
どこでも買えるようなシンプルな物だらけで、生活がつまらなくなった
アルバムを捨てたりデジタル化しすぎて手軽に見れなくなってしまい、認知症になっても記憶がたどれない
足腰が弱くなって大きな買い物がしにくくなった。あのとき捨てなければ良かった

とにかくミニマリストを目指す人にありがちな失敗。
この棚に入る分はあってもいいよね。とエリアや量を決めておくといい。

② 情報の集めすぎ

ネットや本を読みあさって、「結局なにから始めればいいのか分からない!」と大混乱。
人と自分の違いが分からず、やらなくていいことをやってしまう。
知識ばっかりが増え一つも行動しない頭でっかちに

失敗したくない気持ちが強すぎる人にありがちな失敗。
この人の考え方とフィットするなあと思ったら情報の収集先を絞るのもいい。

③ 先走った準備しすぎ

高額な墓や納骨堂を買ってしまったが、業者が倒産
子世帯と住もうとお金を渡したが離婚や海外転勤で予定が狂う

特に持病などが無ければ葬儀契約等を60代でする必要性は高くないです(^0^;)
生前の葬儀契約が人気ですが、死後事務委任契約の伴わない契約は実行に至らない事も。

その年代や、自分自身にフィットする方法を選ぶには専門家のマンツーマンコンサルが有効。
石材店など何かを販売する会社が運営している終活セミナーは物を売る目的があるので良く検討してください。

④ 家族とのすれ違い

終活の進め方や遺言の内容で家族とケンカ。
本当は仲良く安心したかったのに、逆効果になることも…。

一気に決めてしまいたい気持ちが強い人に発生しがちな失敗。
自分では一気にすっきりしたいけれど、相手も同じ気持ちとは限らない。

⑤ お金をかけすぎる

終活グッズや講座、納骨堂などに思わず費用をかけすぎて、
老後資金が心配に…というケースも。
適正な相場は住んでいる場所によっても大きく異なります。
その費用、本当に必要?

ある程度、まとまったお金を手にする退職直後や親の遺産相続後に発生しやすい失敗。

方針がはっきりしていれば費用をかけても大丈夫ですが相場観と優先順位付けは必要ですよ。

🔷 終活を“ちょうどいい程度で”進めるには?

■ ざっくりした目標をたてよう

終活は一気にやらなくてもOK。
少しずつ手をつけていくくらいがちょうどいい。

優先順位をつけて、重要な事以外はどんぶり勘定にしておくものよい。

■ 家族と相談しよう

終活は、自分ひとりのものではありません。
家族と話し合いながら、お互いに納得のいく形にしていくのが理想です。
一緒に進めた場合、認知症などを発症した場合などに家族が権利擁護者になってくれるケースが多いです。
また、自分の死後、最愛の家族がもめるのはちょっと嫌ですよね。

■ 専門家を頼ろう

遺言書や死後の手続きなど、法的なことは専門家の出番!
行政書士や司法書士、税理士、社会福祉士に相談すれば、ぐっと負担が減ります。
実は、自分たちはこうしようと思っていても、専門家が全く違う方法を提案してくることはよくあります。

無料相談をしている先生もいますが、
何人かでまとまってセミナー形式のレクチャーを受けるのも良い。

ブログ管理人らいちょう先生は実は全国でもかなり珍しい専門家
全国に5人いないと思います。
看護師と社会福祉士、精神保健福祉士、ケアマネで医療福祉業界20年ほどのキャリアから行政書士を開業する
スペシャリストです。

法律と医療福祉を結んでアドバイスできますのでホームページを訪ねてきてくださいね。

■ 無理しないこと

コレはとっても大事。
自分の未来に関する行動なので明るい気持ちで出来るときにしよう。

体調が悪いときや、気持ちが沈んでいるときはストップしてOK。
元気が戻ったら再開すれば大丈夫です。

余命宣告などで残された時間が少ない場合は、自分の時間が最も大切なので思い切って費用をかけて
専門家の介入で一気に法律的な実効性を手に入れると良いですが。。。

■ 自分にとって“必要なことだけ”選ぼう


終活の正解は人それぞれ。
みんながやってるから…ではなく、自分に必要なことを見極めることが大切です。

あと、一度決めても終活は何度でも見直したり手直ししたりするもの
数年に一度、遺言の見直しにやってくるクライアントもいるくらい。

ぶれてていいし、不完全でいい

終活を考えている人は、自分の人生やみらいと向き合う時期にいる人。


長年一緒だった自分自身の声、ゆっくり聞いてみましょうよ。

遺言・相続・死後事務委任・尊厳死宣言書は専門家に入ってもらう方が時間の節約かつ実効性が高いものになります。

📝 まとめ:終活は「がんばるもの」じゃなく「整えるもの」

終活って、がんばるものじゃないんです。
人生をちょっとずつ「整えていく」ことが、終活の本当の意味。

☑ 無理しない
☑ 迷ったら止まる
☑ 自分のペースでやる
重要事項だけは、ある一定の時期が来たら専門家に相談し、作成してもらう。

それが、いちばん“自分らしい終活”になりますよ🌸

💬 どこまでやればいいの?
💬 やりすぎてしまって疲れたかも…
そんなときは、ひとやすみ。ひとやすみ。
みんなそんなもんですよ。
だって終活だけしている人生じゃ無いんですから。

次回は新しい終活として注目されている「尊厳死宣言書(リビングウィル)」をじっくり解説していきます

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