終活は何から始める?~やることリストと、年代別始め方のヒント~

終活

こんにちは、看護師・社会福祉士な行政書士開業準備中らいちょうの「終活専門家らいちょうのいつからなにからブログ」です!


今回もよく聞かれるこのテーマ、

終活って、まず何から始めたらいいんでしょうか?

──という疑問に、簡単に答えていきます。

✅ 終活のはじめかたに、“正解”はない


終活って、本当に人それぞれ
たとえば…

家族のために、迷惑をかけない準備をしたい人

一人で生きていく未来が不安な人

今までの人生を見つめ直したい人

そろそろお墓や相続のことを決めたい人

こんなふうに、どんな想いで始めるかによって、やることも変わってくるんです。

でも、終活専門家のらいちょうが、終活の一番手にオススメしているのは「エンディングノート」です。

ざっくりと自分の考えが整理出来るから。

下のチェックリストにあるように、結構やることが多くて迷っちゃうので

迷ったらエンディングノートを書いてみる
チェックリストの好きな事からはじめる

です!

難しいことは出来ないと嫌になってしまうので好きな事をチェックリストから選んでみてくださいね。1個でも出来たら0より、進化、進化!

✅ チェックしてみよう!終活のやることリスト


まずは、終活でよくある“やること”を、ざっくりとチェックリスト形式で紹介します。

🔸 まずは好きなことからでOK

□ エンディングノートをつけて自分の考えを知ろう

□ 大切な人へのメッセージを手紙にしてみよう

□ 自分の老後の理想をお金、住む場所、好きな人に分けて書き出してみよう

□ パソコンの中身やスマホの中身を整理しよう いらないデータやアプリは消しておこう

□ ペットのこと、誰に託すか決めよう→ペット信託、遺言に残そう

□ 実家・お墓・親の介護や相続の話を始める(親の終活をしよう)

□ 自分たちの老後資金の見直しをしよう 月々のお金はいくらかかっている?収入は?

□ 自宅のリフォーム、もしくは住み替え、終の棲家探し

□ 保険の見直しをしよう 証書類はまとめておこう

□ 自分が契約しているものを解約出来るようにリストにしておこう

□ 終活をしていることを友達や家族に話してみよう

□ 通帳・証券・パスワードなど整理しておこう 

□ 遺言書の作成、家族信託や相続対策について専門家のアドバイスを受けてみよう
 ☆60代以降オススメ 70代以降超オススメ プロが入ると想定外だった選択肢が最善だったというケースも!
 詳しくはらいちょうのホームページへ

□ 墓じまい

□ 尊厳死宣言書(リビングウィル)を作成して無理な延命治療を避けよう
 がっつりフルセットの延命治療をして欲しい場合もコレ!安楽死と尊厳死は違います。
 詳しくはらいちょうのホームページへ ☆60代、70代、80代には超オススメ

□ 死後事務委任契約(なくなった後にその後を頼む契約)で「その後のこと」を任せておく
 ☆おひとりさま、おふたりさま、生前に葬式の契約をしたい人はコレ!
 詳しくはらいちょうのホームページへ

□ 断捨離して身軽になっておく マイフィット(わたしらしい)、マイフェバリット(お気に入り)

□ 気に入ったモノは買う、行ってみたかった場所には行ってみる

□ 収益不動産や個人事業などを持っている人は自分の意思表示が出来るうちにバトンタッチを!

□ 今からチャレンジしたいことリストを作る

□ 自分の好き・嫌いリストを作っておく(コレがあると病気や介護状態になった場合とても強い)

□ 終活の本やブログを7つくらい読んでみる

医療福祉業界が長いと、減らしたり捨てるだけの終活が嫌になってしまう人に多数会います。

せっかく人生を頑張っているんだから後悔しないようにある程度お金を使ったり、好きな事をする終活が良いのではないかしら。

終活のやりすぎで燃え尽きてしまう人には、「自分にフィットした状態にする」という視点が抜けていて、何でも減らせ減らせ教に入ってしまっている人が多いので要注意。

いいですか?自分の為にするんですよ。100%死ぬまでは生きますから!

年代別終活始め方のヒント

🔵 20~30代:「自分自身と向き合う“はじまりの終活”」


□ 人生で大事にしたい価値観を書き出してみる

□ “今の自分を残す”タイムカプセル的エンディングノート

📝 ポイント:
一度シンプルにリセットしてみることで「死」ではなく「生き方」を見つめるきっかけとしての終活。
デス活スナックなどエンターテイメントの側面もありますね~。楽しくいきましょう!

🟡 40~50代:「親のこと・自分のこれから・そして“子ども”のことも考える終活」

□ 終活をしたい理由を書き出してみると生き方のヒントが出てくる事がある


📝 ポイント:
子供のこと、自分のこと、親のことで忙しい時期。無理して完璧な終活をしなくてもいい
「生き方」を見つめるきっかけとしての終活

🔴 60代~:「引き継ぐ準備と、自分らしいしまい方を整える終活」

□ 自分の作った遺言やリビングウィルが、いざというときにしっかり効力があるか専門家のアドバイスを受ける


📝 ポイント:
退職など人生の転機が訪れる時期。「生き方」をみつめるきっかけとしての終活。
親の終活に関わることが自分自身の終活につながる世代。
難しめの不動産、財産、遺言などの終活にチャレンジするいい時期。
実はしっかり考える事が出来て、書けるというのは大事な能力。

🔵 70代~:「“まだ間に合う”終活。人生のしまい方を自分で選ぶ」


📝 ポイント:
意外に思われるかもしれませんが「家族のため」ではなく、「自分の人生のための終活」を楽しむ人が多い印象。
手習いや認知症対策にエンディングノートや自分史を書いたり、手芸の集大成の大作を仕上げたりアクティブ!
断捨離をする人が多いようですが、70代の終活は好きな物や思い出のグッズに囲まれて賑やかな人も!

一方で、体力の衰えや持病の悪化、友人の死亡など終活を始める理由が現実的に出てくる時期
ここからの終活は実際に自分を守る為の法律的な知識がモノを言う

自分で作った遺言はメモです!いざというときに役立つのは公正証書遺言!
是非、終活の専門家にサポートを依頼してみてください。

☆癌の告知を受けた、透析導入になった、余命告知を受けた、進行性の病気になった(ALSなど)など緊急で終活の必要が出てきた場合


スピードとやるべき事が全く異なります
限られている時間と体力の中で自分自身が納得できるような終活をする必要があります。
管理人は、出来ることは自分で 終活は無理なくと思っていますが、こちらのケースに該当した方は是非私の事務所にお声がけください。
費用は頂きますが動けなければ病院まで出張しますし、緊急対応になりますので他の案件に優先して対応します。手続きではなく、自分の好きなこと、大事な人に時間を使うべきです

🌱 まとめ:「終活は、チェックリストで“気になること”から始めよう」


全部一気にやらなくていい。
まずは、チェックリストの中で「これ、気になるな」と思ったところからでOK。

やらなきゃ」じゃなくて、
「やっておいてよかった」って思える終活に。

終活の第一歩は、意外とシンプルで、優しいものかもしれません。

次回はよく現場で頂くリクエストです!

「終活をしない親への終活のすすめ方」というお話を予定しています✍️

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