こんにちは。
コネなし・金なし・未経験から行政書士開業に挑む40代ママの奮闘ブログです。
今日は、行政書士の開業挨拶回りについて、自分の実践と感じたことをベースにお話します。
✔ 挨拶回りは必要か?
結論から言うと、しておいて損はなしです。
特に地元密着で活動する予定の方や、同業・他士業との連携を考えている方にとっては、顔を覚えてもらう大事なチャンス。
「まだ仕事ないのに挨拶回るのは気が引ける…」という気持ち、私もありました。でも、最初に誠意を見せておくと信頼されやすくなるのは、医療や福祉の現場と同じだなと感じています。
✔ 挨拶状の作り方
挨拶状につかう挨拶文の中身
開業のご報告(名前・登録先)
ご挨拶と今後の抱負(専門分野など)
守備範囲
お近づきのお願い
結びのご挨拶
大事なのはぱっと見て読みやすく、誤字脱字がないこと。
後は自分自身の情報(前職で得意分野があるならその分野、営業のメイン地域など)を入れて
相手にとっても興味や関心をそそる内容であること。
テンプレやひな形でベースを引っ張ってきたとしても自分の言葉で書こう!
不格好でもいいじゃないですか。人間だもの。
何のために挨拶に行くのか、目的や成果は何なのかを意識していこう。
私の場合は、顔を覚えてもらう事が出来れば100点だと思ってます。
挨拶状の他に用意する物
封筒(挨拶状を入れる)
事務所案内パンフレット(より詳しく自分を紹介する)
うん、後は度胸。
行くか行かないか迷っている時間が無駄だから、行け~!!!
✔ 挨拶回りの際のポイント・マナー
身だしなみ・服装は清潔感重視(ジャケットが無難。真夏はクールビズOK)
もし、自分に特化したい専門分野があるなら、その分野の服でもいい。
覚えてもらえなければ存在していないのと一緒ですがな(;。;)
アポはケースバイケース
アポは必須というサイトが多いんですが、考えてみてください。
そもそも行政書士は兼業が8割(富山県の場合)それと、看板は上げているけれど活動していない先生も結構いるんですよ。
なので、私は「特化分野が同じ」「ホームページを上げ活動中が確認できる」という先生を中心にアポを取りました。
なお、「そんな~わざわざいいよ」と振られたり。
そういうときは失恋の痛みに耐えて、サクッと挨拶状だけを投函することにしました。
時間は5〜10分以内に(長居しないのがマナー)
名刺は2枚持参(受付と先生用)
✔ 支部長に手土産は必要?
気になるポイントですよね。
私の結論としては… 支部長の事務所チェックがある場合は気持ち程度を渡す。
新人なのでお金に余裕がないことは、先輩たちは知っています。
手土産がないことを理由に差別してくるような雰囲気は皆無です。
「先生、気を遣わないで〜」と言われても、「これ、自分も好きなんです!」とさらっと。
「つまらない物ですが」は絶対NG
私の場合、地元の隠れ酒・つまみという手土産でがっちり先輩のハートをキャッチ?したのかな??
とりあえず、人見知りの人には、話のネタにはなります。
デメリットがあるとすれば、手土産のインパクトが強いと、「あ~、イカの素干しの先生」とかになっちゃいます。いいんですけど。
✔ 最後に:挨拶回りは“営業”ではなく“種まき”
一気に成果が出ることは少ないかもしれませんが、「あの人、○○だったな」と覚えてもらうことが大切。
○○の部分は、感じよかったな、でも面白かったなでもいい。
名刺を渡し、顔を出し、ご縁をつなぐ。
地道なようで、開業後の信頼構築の第一歩かな。
📘次回の記事は…
「行政書士の開業挨拶回り②|他士業への挨拶状と挨拶回りのタイミング」です!