コネなし、カネなし、未経験から行政書士開業に挑む40代ママの奮闘ブログです💪
今回は、これから開業を考える方が必ず悩むテーマ――
行政書士の事務所名(名称・名前)についてです。
✅① 行政書士事務所の名前、どうやって決める?
「名前を使う?屋号っぽくする?地域名を入れる?」
私もすごく迷いました。
よくあるパターンはこんな感じ👇
【自分の名前】○○行政書士事務所
→ 信頼性・誠実さ重視。特に年配の方から好印象。
【地域名+業務特化】富山終活サポート行政書士事務所
→ SEO対策/ターゲット明確/検索されやすい。
【コンセプト系】らいちょう行政書士事務所
→ 自分らしさ・想い・ビジョンを伝えられる。
✅② 行政書士事務所の名前にルールはある?
あります!
明文化されているルールは日本行政書士会連合会(日行連)の「事務所名称に関する指針」です。
実際に登録する際に紙に印刷して配られます。
主なルールはこちら👇
🔷 行政書士という文言を明示すること
🔷 同じ単位会に同じ名称がいたらダメ但し氏名はオッケー
🔷 法律という文言は使っちゃダメ(法務はオッケー)
🔷他の資格と間違われるような文言はダメ(司法とか税務とか)
🔷兼業でも他の資格の名前が入ったらダメ(FP行政書士○○事務所とか)
🔷公共の団体と間違われるような文言はダメ(公益とか)
🔷公序良俗に反するものはダメ
🔷他人の名前を使うのはダメ(推しの名前とかダメです)
つまり、「どんな名前でもOK!」ではなく、実はけっこうチェックされてます。
✅③ 明文化されていないけど避けた方がいい名称もある!
ルールには書いていないけど、避けた方が無難な名前もあります。
⚠️
英語オンリーや横文字すぎる名称も避けた方が◎(検索性×)
商標登録されていないか必ず確認した方がいいです。
特に氏名以外を使おうと考えている人。
今は、自分自身の仕事をブランディングする時代です。
行政書士もXなどのSNSで「○○系行政書士」「~行政書士」などと自分のアイデンティティを
商標登録している先生方も見受けられ、今後、その流れは加速すると思われます。
✅④ 名称決めのオススメ方法!
私が実際にやった方法も含めて紹介します👇
✔【ノートに書き出す】
→ 自分の大事にしたい言葉、イメージ、対象者をざっくり書いてみる。
さらに、声に出して言いやすいか、聞き取りやすいかチェック
✔【自分に質問する】
→ 「どんな人に頼ってもらいたい?」「どんな風に見られたい?」と考える。
✔【SNSや検索で他の行政書士事務所を調査】
→ 実際に登録されている事務所名を見てヒントを得る。
✔【支部長や同期、友人に相談】
→ 意外と他人の視点がヒントになる。
✔【検索してヒットしやすいかチェック】
→ SEOの観点から、地域名が入るといいです。
あと、行政書士という単語が先に来た方が検索が強い。
同じ名前でも行政書士○○の方が○○行政書士よりもSEO対策では上に表示されやすいです。
私の場合、地域名は入れたかったけどやめました。
みんな、富山(地域) 行政書士 という検索ワードで上に行きたいんです。
それを新人がいきなりやって他の先輩方はどう思うかなという点でデメリットが大きいと判断しました。
あと、名前を使わなかったのは離婚したら大変やん。という理由です。
女性行政書士の場合は一応考えた方がいいです。。。
地域で慕われている存在の雷鳥を事務所名にいれ らいちょう先生!と呼んでもらえるように頑張りたいなという気持ちで 行政書士らいちょう事務所にしています。
✅⑤ 先輩行政書士の名前付けエピソード
私が見聞した中でも印象に残っているのは
縁起を担いで画数で決定:プロの鑑定士さんにお願いした先生。
事務所も、風水対策がされていて面白いんですよ
兼業方面でもめちゃくちゃ稼いでらっしゃる
聖書からの引用からネーミングしている先生。
福祉系行政書士にふさわしくお人柄が魅力的です。ご趣味も素敵なロマンスグレーですね。
あとは、氏名でドカンと直球勝負。
「親からもらって一生一緒に生きていく名前だから。」という前向きな理由の先生がいて
素敵な考え方だなと思いました。
どれも“その人らしさ”がにじみ出ていて素敵だなと感じました☺
✅⑥ まとめ
行政書士の事務所名の決め方には明文化されたルールと暗黙の了解ルールがある!
明文化されていない注意点も押さえておこう。
“自分らしさ”+“わかりやすさ”+“信頼感”のバランスが大事。
想いが込められていれば、お客様にもちゃんと伝わる✨
📌「この名前でいいのかな…」と悩むのも開業準備の醍醐味。
でも、迷った分だけ、きっと自分らしい事務所名にたどり着けると思います!